イディオム/英文読解の練習問題
以下の英文を日本語になおしてください。
■■問題98■■
He was too tired to speak.
※)いきなり、日本語訳を見て、正解、不正解で一喜一憂するのではなく、なぜ、そのような訳になるのか、しっかり考えることが大切です。
このページでは、英文に使われている英文法の解説、なぜ、そのような訳になるのかの解説もあるので、本気で英語が上達したいなら、このページをしっかり読んでくださいね。
英文法の解説
【too…to〜】
例えば、「He is too young to go
there.」
という文を訳してみてください。
※)ただし、「too」は「あまりにも」という意味です。
この文では「to〜」は「〜する為に」と訳せますよね。
(これ以外では変な訳になってしまいます。)
なので「彼は、そこに行くためには、あまりにも若い。」となります。
言いたいことはわかるのですが、少し意味がとりにくいですね。
そこで、「too
A to 〜」の形がでてきたら、
公式のように「あまりにAで〜できない」と訳すのだと覚えておきましょう。
「He is too
young to go
there.」
=「彼は、そこに行くためには、あまりにも若い。」
=「彼はあまりにも若くてそこにいけない。」
ちなみに「to〜」は以下のように訳せました。
1.「〜すること」
2.「〜するための」「〜すべき」
3.「〜するために」「〜して」
4.単なる前置詞
英文の解説
問題に戻ります。
He was too tired to speak.
「too
A to 〜=あまりにAで〜できない」でした。
He
was【too】tired【to】speak.
よって、「彼はあまりに疲れていたので、話すことができなかった」と
なります。
今回は知っていれば簡単でしたね。
知らなかった人は、「too
A to 〜=あまりにAで〜できない」を
しっかり覚えておいてくださいね。
日本語訳
彼はあまりに疲れていたので、話すことができなかった。