文型/英文読解の練習問題
以下の英文を日本語になおしてください。
■■問題90■■
The needle of a compass always points north.
※)いきなり、日本語訳を見て、正解、不正解で一喜一憂するのではなく、なぜ、そのような訳になるのか、しっかり考えることが大切です。
このページでは、英文に使われている英文法の解説、なぜ、そのような訳になるのかの解説もあるので、本気で英語が上達したいなら、このページをしっかり読んでくださいね。
英文法の解説
【英文を訳すコツ】
基本的な英文の訳し方を解説します。
何度も解説していますので、もうわかっている人は飛ばしてください。
1.前置詞句や副詞(=〜ly)を見つければ( )をつけるのでした。
→前置詞句や副詞は訳さなくても文のあらすじはつかめます。
なので、前置詞句や副詞を見つければ( )をつけて、訳せなければ無視します。
2.最も見つけやすいのが動詞です。まずは、動詞を探してください。
→主語、目的語、補語は、長くなって、どこからどこまでが主語、目的語、
補語なのかわからなくなってしまう場合が多いのです。
一方、動詞は、大抵1語なので、すぐに見つけることができます。
なので、まずは動詞を見つけてください。
3.大抵の場合、「動詞より←(左)にあるのが主語」、
「動詞より→(右)にあるのが目的語や補語など」になります。
→どのような英文も、原則的に下の5つのタイプに分類できます。
第一文型→主語+動詞
第二文型→主語+動詞+補語
第三文型→主語+動詞+目的語
第四文型→主語+動詞+目的語+目的語
第五文型→主語+動詞+目的語+補語
つまり、どのような英文でも原則的には、上の5つのタイプいずれかの形になって
いるのです。
つまり、英文では、動詞より←(左)にあるのが主語に、
動詞より→(右)にあるのが目的語や補語などになっているのです。
4.基本通り訳します。
第一文型→主語+動詞=主語は〜する
第二文型→主語+動詞+補語=主語は補語です
第三文型→主語+動詞+目的語=主語は目的語を〜する
第四文型→主語+動詞+目的語+目的語=主語は目的語を目的語に〜する
第五文型→主語+動詞+目的語+補語=主語は目的語=補語に〜する
英文の解説
問題に戻ります。
The needle of a compass always points
north.
1.前置詞句や副詞(=〜ly)を見つければ( )をつけるのでした。
多くの副詞は「〜ly」の形になっています。
alwaysは「〜ly」の形になっていませんが有名な副詞です。
The
needle(of a compass)(always)points
north.
2.最も見つけやすいのが動詞です。まずは、動詞を探してください。
動詞はどれでしょうか?
これは中々難しいですよね。
ここで、この問題における2通りの動詞の見つけ方を説明します。
<方法1>
alwaysは、動詞の前にくる有名な副詞です。
よって、pointsが動詞になります。
<方法2>
どのような文でも基本的に、「主語+動詞+〜」の形になっているので、
The
needle(of a compass)が主語だとわかります。
残りのpoints
northに動詞があるのです。
主語の次が動詞なので、pointsが動詞だとわかります。
3.大抵の場合、「動詞より←(左)にあるのが主語」、
「動詞より→(右)にあるのが目的語や補語など」になります
The
needle(of a compass)(always)【←動詞:points→】north.
よって、主語はThe needle(of a
compass)、
目的語はnorthになります。
4.基本通り訳します。
「The needle(of a
compass)は、(always)、northをpointsする」
と訳せます。
英単語は難しいですが、読んでみると、意味がわかります。
needle→ニードル→針
compass→コンパス=羅針盤
よって、The
needle(of a
compass)は「羅針盤の針」と訳せます。
よって、「羅針盤の針は、(always)、北をpointsする」
ここまで、できれば、pointsの意味も想像できると思います。
日本語訳
羅針盤の針は常に北を示す。