接続詞/英文読解の練習問題

以下の英文を日本語になおしてください。

■■問題88■■
He told me that the road was closed.

※)いきなり、日本語訳を見て、正解、不正解で一喜一憂するのではなく、なぜ、そのような訳になるのか、しっかり考えることが大切です。
このページでは、英文に使われている英文法の解説、なぜ、そのような訳になるのかの解説もあるので、本気で英語が上達したいなら、このページをしっかり読んでくださいね。

英文法の解説

【that】

「私は、彼が無実だと知っている」を英語になおしてください。

1.まずは主語、動詞、目的語、補語を見つけるのでした。

主語は「私は」ですね。
これは、「誰が」知っているのかを考えるとわかります。

では、私は、「何を」知っているのでしょうか?
「無実だと」知っているのでしょうか?
「彼が無実だと」知っているのでしょうか?

もちろん、私は、「彼が無実だと」知っているのですね。
よって、目的語は、「彼が無実だと」です。

よって、残った「知っている」が動詞です。


よって、この文は以下のようになります。

「主語+目的語+動詞」
=「私は+彼が無実だと+知っている」


2.次に英語の語順になおして、それぞれを英語になおすのでした。

英語の語順になおすと「主語+動詞+目的語」です。
よって「私は+知っている+彼が無実だと」の語順になります。

それぞれを英語になおすと以下のようになります。

私は→I
知っている→know
彼が無実だと→??


では、「彼が無実だと」の部分をどうやって、
英語になおせばいいのでしょうか?

「彼は無実だ」を英語になおすと「He is innocent.」です。

私は→I
知っている→know
彼が無実だと→he is inncent.

よって、答えは、「I know he is innocent.」なのでしょうか?

間違えではありませんが、ここで少し覚えておいて欲しいことがあります。

それは「he is inncent」の前に、「that」を入れる必要があるということです。
※)thatは省略されることもあります。

なぜ、「that」を入れる必要があるのでしょうか?

もし、「that」をなくして「I know he is innocent.」という文にしてしまうと、
主語が「I」なのか、「he」なのか、動詞も「know」なのか、「is」なのか、
すぐには、わからないですよね。

そこで、「he is inncent.」の部分は、まとめて「目的語」なんだよ
というマークである「that」を入れてやるのです。

よって、答えは、「I know that he is innocent.」になります。


少し、説明が難しいですよね。
そこで、下を覚えてしまってください。
そうすると、楽に問題を解けます。

I know【that 主語+動詞+〜】=私は【主語が動詞〜】ということを知っている。
I think【that 主語+動詞+〜】=私は【主語が動詞〜】だと思う。

※)【】の部分が目的語となっています。

【第四文型】

第四文型とは、「主語+動詞+目的語1+目的語2」の形の文のことです。

例えば、「私は彼に本をあげる」というような文章のことです。

日本語では、第四文型の場合、2つある目的語を入れ替えて、
「主語+目的語1+目的語2+動詞」としても、
「主語+目的語2+目的語1+動詞」としても大丈夫です。

例えば、日本語では、「私は彼に本をあげる」でも
「私は本を彼にあげる」でも大丈夫ですよね。

しかし、英語ではそうはいきません。

「主語+動詞+目的語1+目的語2)」⇔
「主語+動詞+目的語2+前置詞+目的語1」

というように、「前置詞」が必要になります。

giveの場合、「give+目的語1+目的語2」⇔
「give+目的語2+to+目的語1)」
=「主語は目的語1に目的語2をあげる」になります。

sendの場合、「send+目的語1+目的語2」⇔
「send+目的語2+to+目的語1」
=「私は(人)に(物)を送る」になります。

英文の解説

問題に戻ります。
He told me that the road was closed.

以下のことを覚えなければならないのでした(英文法の解説より)。

I know【that 主語+動詞+〜】=私は【主語が動詞〜】ということを知っている。
I think【that 主語+動詞+〜】=私は【主語が動詞〜】だと思う。

つまり、【that〜】は一塊になって、目的語になることがあるのです。

今の問題の場合も同様です。
【that〜】が一塊になって目的語になっているのです。

He told me【that the road was closed】.

ところで、tell(=toldの現在形)の使い方を覚えていますか?

「tell+人+物・事=人に物・事を教える」でした。

今の問題はどうでしょうか?

He told【人:me】【物・事:that the road was closed】.

「tell+人+物・事=人に物・事を教える」の形になっていますね。

よって、「彼は【人:me】に【物・事:that the road was closed】を
教えた」と訳すことができます。

つまり「彼は私に【物・事:that the road was closed】を教えた」と訳せます。

では、「that the road was closed」をどのように訳せばいいのでしょうか。

「the road was closed」はbe動詞+過去分詞になっているので、受動態の文です。
つまり、「〜された」と訳すのです。

よって、「その道路が閉じられていた」、
つまり「その道路が通行禁止になっていた」と訳せます。

thatは、「〜ということを」などと訳すのでした。

つまり、「that the road was closed」は「その道路が通行禁止になっていた
ということを」と訳すことができます。

以上のことより、問題文は、「彼は私に【その道路が通行禁止になっていた
ということを】を教えた」と訳すことができます。

しかし、厳密に言えば、この訳は間違えています。
thatを使用する時、時制の一致に気をつけなければなりませんでした。

つまり「彼は私にその道路が通行禁止になっていることを教えた」となります。

※)時制の一致とは?

He told me that the road was closed.

toldが過去形なので、それにつられてwasと過去形になっているだけなのです。
よって、the road was closedを訳すと現在の意味になります。

日本語訳

彼は私にその道路は通行禁止になっていると教えてくれた。

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