過去形/英文読解の練習問題
以下の英文を日本語になおしてください。
■■問題81■■
The end of the movie was
disappointing.
※)いきなり、日本語訳を見て、正解、不正解で一喜一憂するのではなく、なぜ、そのような訳になるのか、しっかり考えることが大切です。
このページでは、英文に使われている英文法の解説、なぜ、そのような訳になるのかの解説もあるので、本気で英語が上達したいなら、このページをしっかり読んでくださいね。
英文法の解説、英文の解説
【過去形】
「私はテニスをする」という文を「過去」の話に変える場合、
どうすればいいのですか?
「する」という動詞の部分を「した」に変えるのですね。
英語の場合も同じです。
「現在」の話を「過去」に変える場合、「動詞の形」を変えてやればいいのです。
では、どのように変えればいいのでしょうか?
英語の場合は、基本的には動詞の後に「ed」をつければいいのです。
例えば、「I
play tennis.(私はテニスをする)→
I played
tennis.(私はテニスをした)」のような感じです。
しかし、すべての動詞に「ed」をつければいいのではありませんでした。
もしまだ動詞の過去形を覚えていない人は、
下記のホームページで動詞の変化の表を覚えてください。
https://getyouenglish.com/
英文の解説
問題に戻ります。
The
end of the movie was disappointing.
1.まずは前置詞句、副詞に( )をつけます。
The
end(of the movie)was disappointing.
とりあえず、( )の中は無視します。
The end(無視)was
disappointing.
2.次に動詞を見つけます。
動詞はどれでしょうか。
「was
disappointing」の形になっているので、
「be動詞+動詞のing形」の形だな、ということは、これが動詞で、
「〜しているところ」と訳すのだなと思ったのではないでしょうか。
disappointには動詞の意味もありますが、disappointingの
形になって、形容詞になることもあるのです。
よって、この問題の場合、動詞は「was」になります。
3.動詞より右(←)にあるのが主語で、左(→)にあるのが目的語か補語です。
The
end(無視)<←動詞:was→>disappointing.
よって、主語は「The
end(無視)」になります。
また、disappointingが補語になります。
※)補語には形容詞も入りました。
よって、「The
end(無視)=was
disappointing」と訳せばいいのです。
ここで、disappointという動詞に注目します。
disappointは、「失望させる」という意味を表す動詞なのです。
このような「〜させる」というタイプの動詞には注意が必要でした。
disappointingの時は「失望させる」
disappointedと過去分詞の形になった時は「失望する」と訳すのでした。
※)通常は、以下のように訳すのでした。
「動詞のing形」は「〜する」
「過去分詞」は「〜される」と訳すのでした。
この問題の場合は、disappointingの形になっているので、
「失望させる」と訳せばいいのです。
よって、「The
end(無視)=失望させた」と訳せばいいのです。
では、無視した部分も考慮します。
The end(of the movie)was
disappointing.
「その映画の終わり=失望させた」
あとは訳せると思います。
日本語訳
その映画のオチは期待はずれだった。