不定詞名詞的用法/英文読解の練習問題
以下の英文を日本語になおしてください。
■■問題6
To go to America was her dream.
※)いきなり、日本語訳を見て、正解、不正解で一喜一憂するのではなく、なぜ、そのような訳になるのか、しっかり考えることが大切です。
このページでは、英文に使われている英文法の解説、なぜ、そのような訳になるのかの解説もあるので、本気で英語が上達したいなら、このページをしっかり読んでくださいね。
英文法の解説
少しややこしい文の訳し方、不定詞の名詞的用法
@最も見つけやすいのが動詞です。 まずは、動詞を探してください。
この問題では、動詞候補はgoとwasの2つあります。 さてどちらが動詞なのでしょうか。
もし、goが動詞ならToが主語になってしまいます。 なぜなら、どのような文でも基本的には「主語+動詞+...」
の形になっているからです。 よってgoは動詞ではありません。 残る「was」が動詞になります。
A大抵の場合、「動詞より←にあるのが主語」、 「動詞より→にあるのが目的語や補語など」になります。
「To go to America (←was;動詞→)her dream.」
つまり、「動詞より←」にある「To go to America」が主語で、 「動詞より→」にある「her
dream」が補語になります。
B基本通り訳します。
この問題は、「主語+動詞+補語」の第二文型なので、「主語は補語です」 と訳します。
つまり、この文では、「To go to Americaは、her dreamでした」という訳になります。
では、「To go to America」はどのように訳せばいいのでしょうか。 人や物の名前を名詞というのでした。
では、動詞を名詞に変えるにはどうすればいいのでした?
動詞に「こと」をつければ、名詞になるのでした。 例えば、「走る(動詞)→走ること(名詞)」のような感じです。
では、英語において、動詞である「go to〜(〜に行く)」を 名詞に変えるにはどうすればいいのでした?
日本語の「こと」に当る言葉は「to」でした。 動詞の前に「to」をつければよいのでした。
よって、「to go to〜(〜に行くこと)」になります。 ここまで説明すれば後は大丈夫だと思います。
(もし、よくわからない時は「Get you !! English !!」を読んでください。 Yahooなどで「Get
you English」と検索すればでてきます。)
日本語訳
アメリカに行くことは彼女の夢でした。