不定詞/英文読解の練習問題
以下の英文を日本語になおしてください。
■■問題38
Our purpose of this research is to understand eating habits.
※)いきなり、日本語訳を見て、正解、不正解で一喜一憂するのではなく、なぜ、そのような訳になるのか、しっかり考えることが大切です。
このページでは、英文に使われている英文法の解説、なぜ、そのような訳になるのかの解説もあるので、本気で英語が上達したいなら、このページをしっかり読んでくださいね。
英文法の解説
【不定詞の名詞的用法(基本)】
人や物などの名前を「名詞」というのでした。しかし、人や物などの名前以外にも「名詞」はありました。何でしたっけ?
そうですね。「動詞」に「こと」をつけたものですね。例えば、「走る(動詞)→走ること(名詞)」のように、「動詞」に「こと」をつければ、名詞に変わるのでした。
さて、この「走ること」を英語になおしてみてください。
「走る」は「run」です。「こと」にあたる英単語は「to」でした。よって、「走ること」は「run
to」になる!と思いましたか?
違いましたよね。「to」は必ず動詞の前に持ってくるのでした。よって、走ることは「to
run」になります。
<<<まとめ>>>
「to〜」を見たら、下の訳になります。
1.「〜すること」
2.「〜するための」「〜すべき」
3.「〜するために」
4.単なる前置詞の「to」
英文の解説
問題に戻ります。
Our
purpose of this research is to understand eating
habits.
全く歯が立たなかった人は、以下にヒントを出しますので、もう一度、チャレンジしてください。
ヒント1:purpose=目的、ヒント2:eating
habits=食習慣
では、問題の解説をします。
1.まずは前置詞句や副詞を見つけて()をつけるのでした。
Our
purpose(of this research)is to understand eating
habits.
2.次に動詞を見つけるのでした。
動詞の候補は、「is」「understand」「eating」の3つあります。
では、どれが動詞なのでしょうか?
「understand」の前には、「to」があります。つまり、「to+動詞」の不定詞の形になっています。つまり、「to
understand」は「理解すること」または、「理解するための」「理解するために」のいずれかで訳すので、動詞ではないとわかります。
「eating」は、動詞のing形になっています。動詞のing形が動詞として使用される時は、必ず「be動詞+動詞のing形=〜しているところ」となって、「be動詞」が必要ですが、今回の問題には、be動詞はありません。よって、これも動詞ではありません。
以上のことから、「is」が動詞だとわかります。
3.動詞より「←(左)」にあるのが主語で、動詞より「→(右)」にあるのが目的語や補語でした。
Our
purpose(of this research)(←is:動詞→) to understand eating
habits.
つまり、主語は、「Our purpose(of this research)」、補語は、「to understand
eating habits」だとわかります。
※)be動詞があるので、補語です。
よって、「Our purpose(of
this research)はto understand eating habitsです」
と訳せます。「to understand」は、この場合、「理解すること」以外は意味が通りません。よって、「理解すること」と訳します。
日本語訳
この研究の目的は食習慣を理解することです。