分詞/英文読解の練習問題
以下の英文を日本語になおしてください。
■■問題3
The boy wearing sunglasses is my brother.
※)いきなり、日本語訳を見て、正解、不正解で一喜一憂するのではなく、なぜ、そのような訳になるのか、しっかり考えることが大切です。
このページでは、英文に使われている英文法の解説、なぜ、そのような訳になるのかの解説もあるので、本気で英語が上達したいなら、このページをしっかり読んでくださいね。
英文法の解説
少しややこしい文の訳し方、分詞
@最も見つけやすいのが動詞です。まずは、動詞を探してください。
この問題では、動詞候補はwearingとisの2つあります。さてどちらが動詞なのでしょうか。
もし、wearingが動詞なら「be動詞+動詞のing形」になっていなければなりません。
wearingは動詞ではありません。 動詞は「is」になります。
A大抵の場合、「動詞より←にあるのが主語」、「動詞より→にあるのが目的語や補語など」になります。
「The boy wearing sunglasses(←is;動詞→)my brother.」
つまり、「動詞より←」にある「The boy wearing sunglasses」が主語で、 「動詞より→」にある「my
brother」が補語になります。
B基本通り訳します。
この問題は、「主語+動詞+補語」の第二文型なので、「主語は補語です」と訳します。
つまり、この文では、「The boy wearing sunglassesは、my brotherです」という訳になります。
さて、ここで「The boy wearing sunglasses」の訳が問題となります。 この訳を考える前に形容詞句の復習をしましょう。
<参考;形容詞句>
「サングラスをかけている少年」は、どのような少年なのでしょうか?
メガネをかけた少年でもなくて、コンタクトをした少年でもなくて、「サングラスをかけた」少年なのです。
つまり、「サングラスをかけた」は、どのような少年なのかを説明している語句です。
このように、どのような名詞なのかを説明する語句を「形容詞(句)」といいます。分詞は形容詞句の一種なのです。
ところで、日本語では、どのような形容詞句でも、「<サングラスをかけた>少年」のように、
名詞の前にもっていきます。 名詞の前からどのような名詞なのかを説明するのです。
しかし、英語では、形容詞句は名詞の後に持っていくのです。 名詞の後からどのような名詞なのかを説明するのです。「少年<サングラスをかけた>」のようなイメージです。
さて、問題に戻りますが、「動詞のing形」は、be動詞と一緒に使われれば、 「be動詞+動詞のing形」で進行形になりますが、「動詞のing形」の時は分詞になりました。
よって、「wearing sunglasses」は、どのような「The boy」なのかを説明している分詞なのです。
The boy<wearing sunglasses> よって、「<サングラスをかけている>少年」という訳になります。
(もし、よくわからない時は「Get you !! English !!」を読んでください。Yahooなどで「Get
you English」と検索すればでてきます。)
日本語訳
サングラスをかけている少年は私の兄弟です。