不定詞(too A to〜)/英文読解の練習問題
以下の英文を日本語になおしてください。
■■問題282■■
I am too old to learn to ski.
※)いきなり、日本語訳を見て、正解、不正解で一喜一憂するのではなく、なぜ、そのような訳になるのか、しっかり考えることが大切です。
このページでは、英文に使われている英文法の解説、なぜ、そのような訳になるのかの解説もあるので、本気で英語が上達したいなら、このページをしっかり読んでくださいね。
英文法の解説
【too…to〜】
例えば、「He is too young to go there.」
という文を訳してみてください。
※)ただし、「too」は「あまりにも」という意味です。
「to〜」は以下のように訳せました。
1.「〜すること」
2.「〜するための」「〜すべき」
3.「〜するために」「〜して」
4.単なる前置詞
この文では「to〜」は「〜する為に」と訳せますよね。
(これ以外では変な訳になってしまいます。)
なので「彼は、そこに行くためには、あまりにも若い。」となります。
言いたいことはわかるのですが、少し意味がとりにくいですね。
そこで、「too A to 〜」の形がでてきたら、
公式のように「あまりにAで〜できない」と訳すのだと覚えておきましょう。
「He is too young to go there.」
=「彼は、そこに行くためには、あまりにも若い。」
=「彼はあまりにも若くてそこにいけない。」
英文の解説
問題に戻ります。
I am too old to learn to ski.
問題文には「too・・・to〜」がありますよね。
これは公式のように訳せばいいのでした。
I am〔too〕old to learn to ski.
でも、「to」が2つありますよね。
では、どちらの「to」が「too・・・to〜」の「to」なのでしょうか。
これは簡単ですよね。以下の方ですよね。もう一方の方だと訳すことができ
なくなってしまいます。
I am〔too〕old〔to〕learn to ski.
つまり「Iは、あまりにoldなので、learn to skiすることができない」と
訳せばいいわけです。
では「learn to ski」はどのように訳せばいいのでしょうか。
これは「スキーをすることを学ぶ」ですよね。
つまり「私はあまりに年をとっているので、スキーをすることを学ぶことが
できない」となるわけです
日本語訳
私はあまりに年を取っているので、スキーを学ぶことができない。