第二文型/英文読解の練習問題
以下の英文を日本語になおしてください。
■■問題28
The milk surely tastes sour.
※)いきなり、日本語訳を見て、正解、不正解で一喜一憂するのではなく、なぜ、そのような訳になるのか、しっかり考えることが大切です。
このページでは、英文に使われている英文法の解説、なぜ、そのような訳になるのかの解説もあるので、本気で英語が上達したいなら、このページをしっかり読んでくださいね。
英文法の解説
第二文型
主語と「=」の関係にあるものを補語というのでした。「このフルーツはにがい」という文に注目してください。「このフルーツ=にがい」の関係があります。よって、主語は「このフルーツ」、補語は「にがい」、動詞は「be動詞」を使います。英文になおすと、This
fruit is bitter.になります。
次に「このフルーツはにがい味がする」という文に注目してください。この文も、「このフルーツ=にがい」の関係があります。では、この文は「このフルーツはにがい」という文と、どう違うのでしょうか?
実は、この文は、「このフルーツはにがい」という文に、「味がする」という意味をちょっと加えてみただけなのです。
「このフルーツ=にがい」+「味がする」
よって、主語は「このフルーツ」、補語は「にがい」です。この文の場合、「味がする」という「ちょっと加えてみただけの部分」は、動詞になるのです。英文になおすと、This
fruit tastes bitter.になります。
英文の解説
問題に戻ります。
The milk surely
tastes sour.
まずは、この文の前置詞句、副詞に()をつけます。
The milk(surely)tastes
sour.
この文の動詞はtastesしかありません。
The
milk(surely)(←動詞:tastes→)sour.
よって、動詞より右(←)にあるThe milkが主語です。また、動詞より左(→)にあるsourは、「The
milk=sour」の関係があるので補語になります。
日本語訳
そのミルクは確かにすっぱい味がする。