過去形/英文読解の練習問題
以下の英文を日本語になおしてください。
■■問題274■■
The stranded hiker gave up the chance of rescue.
※)いきなり、日本語訳を見て、正解、不正解で一喜一憂するのではなく、なぜ、そのような訳になるのか、しっかり考えることが大切です。
このページでは、英文に使われている英文法の解説、なぜ、そのような訳になるのかの解説もあるので、本気で英語が上達したいなら、このページをしっかり読んでくださいね。
英文法の解説
【A of B】
A of B=BのA
【過去形】
日本語の場合、「私はテニスをする」という文を、「過去」の話に変える場合、
どうすればいいのですか?
動詞である「する」を「した」に変えればいいのですよね。
英語の場合も同じです。
「現在」の話を「過去」に変える場合「動詞の形」を変えてやればいいのです。
では、どのように変えればいいのでしょうか?
英語の場合は、基本的には、動詞の後に「ed」をつければいいのです。
例えば、「I play tennis.(私はテニスをする)」を過去の話にしてみます。
この文の動詞は「play(する)」です。
よって、動詞の形を変えて「played(した)」に変えれば過去の話になります。
よって、「I played tennis.(私はテニスをした)」になります。
しかし、すべての動詞に「ed」をつければいいのではありませんでした。
もしまだ動詞の過去形を覚えていない人は、
下記のホームページで動詞の変化の表を覚えてください。
https://getyouenglish.com/
英文の解説
問題に戻ります。
The stranded hiker gave up the chance of rescue.
1.最も見つけやすいのが動詞です。まずは、動詞を探してください。
これは一発でわかりますよね。「gave up」です。
2.大抵の場合、「動詞より←(左)にあるのが主語」、
「動詞より→(右)にあるのが目的語や補語など」になります。
The stranded hiker〔←動詞:gave up→〕the chance of rescue.
つまり「The stranded hiker」が主語、「the chance of rescue」が
目的語になります。
つまり「The stranded hikerは、the chance of rescueをgave upする」と
訳せるわけです。
また「A of B=BのA」と訳せました。
つまり、「the chance of rescue=救助の機会」となります。
つまり「取り残されているハイカーは救助の機会をあきらめた」となります。
日本語訳
取り残されているハイカーは救助の機会をあきらめた。