第二文型/英文読解の練習問題
以下の英文を日本語になおしてください。
■■問題256■■
The milk surely tastes sour.
※)いきなり、日本語訳を見て、正解、不正解で一喜一憂するのではなく、なぜ、そのような訳になるのか、しっかり考えることが大切です。
このページでは、英文に使われている英文法の解説、なぜ、そのような訳になるのかの解説もあるので、本気で英語が上達したいなら、このページをしっかり読んでくださいね。
英文法の解説
【第二文型】
「このフルーツはにがい」という文を英語になおしてください。
主語と「=」の関係にあるものを「補語」というのでした。
主語は「このフルーツは」ですよね。
この主語と「=」の関係にある言葉はどれでしょうか。
そうですね。
「にがい」ですよね。
(「このフルーツ=にがい」という関係があります)
よって、補語は「苦い」となります。
つまり、この文の主語は「このフルーツは」、補語は「にがい」、
となります。
このように「主語と補語」から出来ている文を英語になおすには、
「主語+be動詞+補語」の語順に並べればいいのでした。
つまり、英語になおすと「このフツーツ+be動詞+苦い」の順番になります。
つまり「This fruit is bitter.」となります。
ちなみに「主語+(be)動詞+補語」の形になっている文のことを第二文型の文と
言いました。覚えていますよね?
では「このフルーツはにがい味がする」という文を英語になおしてみましょう!
よく見ると、この文は先ほどの「このフルーツはにがい」という文に、
「味がする」という言葉をちょっと加えているだけですよね。
「このフルーツ=にがい」+「味がする」
よって、主語は「このフルーツ」、補語は「にがい」です。
(先ほどの文と同じです)
「味がする」という「ちょっと加えてみただけの部分」は動詞でした。
つまり、「主語+動詞+補語」の語順に並べて、
「This fruit tastes bitter.」になります。
英文の解説
問題に戻ります。
The milk surely tastes sour.
1.まずは前置詞句、副詞に( )をつけました。
The milk(surely)tastes sour.
The milk(省略)tastes sour.
2.最も見つけやすいのが動詞です。次に動詞を探します。
動詞は「tastes」しか考えられませんよね。
つまり、「tastes」が動詞です。
3.動詞より「←(左)」にあるのが主語、「→(右)」にあるのが
目的語、補語になります。
The milk(省略)〔←動詞:tastes→〕sour.
つまり、主語は「The milk」、補語は「sour」になります。
☆)ちなみに、何故、補語だとわかるのかというと動詞の「taste」を知っていれば
判断できます。逆にいうと、動詞の「taste」を覚えていないと、補語か目的語か
判断できません。なので、覚えておいてくださいね。
つまり「The milkは、sourです」という文に「taste:〜の味がする」という
意味を加えればいいわけです。
つまり「そのミルクは、すっぱい味がする」となります。
あとは、勝手に省略した「surely」の意味を加えれば、答えになります。
日本語訳
そのミルクは確かにすっぱい味がする。