過去形/英文読解の練習問題
以下の英文を日本語になおしてください。
■■問題247■■
Ken's new suitcase was ready for the Canadian trip.
※)いきなり、日本語訳を見て、正解、不正解で一喜一憂するのではなく、なぜ、そのような訳になるのか、しっかり考えることが大切です。
このページでは、英文に使われている英文法の解説、なぜ、そのような訳になるのかの解説もあるので、本気で英語が上達したいなら、このページをしっかり読んでくださいね。
英文法の解説
【過去形】
日本語の場合、「私はテニスをする」という文を、「過去」の話に変える場合、
どうすればいいのですか?
動詞である「する」を「した」に変えればいいのですよね。
英語の場合も同じです。
「現在」の話を「過去」に変える場合「動詞の形」を変えてやればいいのです。
では、どのように変えればいいのでしょうか?
英語の場合は、基本的には、動詞の後に「ed」をつければいいのです。
例えば、「I play tennis.(私はテニスをする)」を過去の話にしてみます。
この文の動詞は「play(する)」です。
よって、動詞の形を変えて「played(した)」に変えれば過去の話になります。
よって、「I played tennis.(私はテニスをした)」になります。
しかし、すべての動詞に「ed」をつければいいのではありませんでした。
もしまだ動詞の過去形を覚えていない人は、
下記のホームページで動詞の変化の表を覚えてください。
https://getyouenglish.com/
英文の解説
問題に戻ります。
Ken's new suitcase was ready for the Canadian trip.
1.まずは前置詞句、副詞に( )をつけました。
Ken's new suitcase was ready(for the Canadian trip).
Ken's new suitcase was ready(省略).
2.最も見つけやすいのが動詞です。次に動詞を探します。
この文にはbe動詞があるので、もし、「ready」が動詞ならば、動詞のing形か、
過去分詞になっているはずです。
でも、そうなっていませんよね。
つまり、「was
」が動詞で、「ready」が補語だと推測できます。
3.動詞より「←(左)」にあるのが主語、「→(右)」にあるのが
目的語、補語になります。
Ken's new suitcase〔←動詞:was→〕ready(省略).
つまり「Ken's new suitcase」が主語、「ready」が補語になります。
「主語+be動詞+補語」は「主語は補語」と訳すのでした。
つまり、「Ken's new suitcaseは、readyでした」と訳すわけです。
つまり「ケンの新しいスーツケースが用意できました」となるわけです。
あとは、勝手に省略した「」の意味を加えると答えになります。
日本語訳
カナダ旅行に、ケンの新しいスーツケースが用意ができました。