未来形/英文読解の練習問題
以下の英文を日本語になおしてください。
■■問題234■■
Either today or tomorrow we will go to the zoo.
※)いきなり、日本語訳を見て、正解、不正解で一喜一憂するのではなく、なぜ、そのような訳になるのか、しっかり考えることが大切です。
このページでは、英文に使われている英文法の解説、なぜ、そのような訳になるのかの解説もあるので、本気で英語が上達したいなら、このページをしっかり読んでくださいね。
英文法の解説
【Either A or B】
Either A or B=AかBか
【未来形】
例えば「彼は野球をするでしょう」を英語になおしてみましょう。
以下の手順に従えば、簡単に英作ができました。
1.主語、動詞、目的語、補語を見つける
2.英語の語順になおす
3.それぞれを英語になおす
1.主語は「彼は」、目的語は「野球を」です。
残った「するでしょう」は何なのでしょうか?
「するでしょう」は、動詞である「する」に
「でしょう」という味付けがされています。
この「でしょう」のように「動詞を味付けする」言葉のことを
「助動詞」といいます。
例えば、「彼は来るはずだ」についてを考えてみましょう。
「来る」は動詞です。「はずだ」は「来る」を味付けしています。
よって、「はずだ」は助動詞です。
2.英語の語順になおします。
「主語+動詞+目的語」の語順でした。
助動詞はどこに入れればいいのでしょうか?
結論を言うと、助動詞は動詞を味付けする言葉なので、
常に動詞とセットに使うのです。
つまり「助動詞+動詞」のように、助動詞は常に動詞の前に持ってきます。
よって、この問題では「主語+助動詞+動詞+目的語」となります。
つまり、「彼は」「でしょう」「する」「野球を」の語順になります。
3.それぞれを英語になおします。
「でしょう」に当る英単語は「will」です。
「彼は(=He)」「でしょう(=will)」「する(=play)」「野球を(=baseball)」
となります。
※)英語になおす時、2つのことに気をつけてください。
助動詞は主語が三人称単数であっても、「s」はつけないことと、
助動詞の後の動詞は常に「原形」になるということです。
また「でしょう」は「be going to」でも言い表すことができます。
「be going to」は近い未来を表します。
英文の解説
問題に戻ります。
Either today or tomorrow we will go to the zoo.
「Either A or B=AかBか」を覚えていれば、この問題は簡単に解けたのでは
ないでしょうか。
(Either〔A:today〕or〔B:tomorrow〕)we will go to the zoo.
つまり・・・
(〔A:today〕か〔B:tomorrow〕)we will go to the zoo.
つまり・・・
(今日か明日に)we will go to the zoo.
では「we will go to the zoo」はどのように訳せばいいのでしょうか。
これは以下のことを覚えていれば訳せますよね。
1.will〜=〜でしょう
2.go to〜=〜に行く
つまり、「私たちは動物園に行くでしょう」となります。
あとは、わかりますよね。
日本語訳
今日か明日に、私たちは動物園に行きます。