過去形/英文読解の練習問題
以下の英文を日本語になおしてください。
■■問題228■■
The heavy red dress of Queen Elizabeth weighed over fifty pounds.
※)いきなり、日本語訳を見て、正解、不正解で一喜一憂するのではなく、なぜ、そのような訳になるのか、しっかり考えることが大切です。
このページでは、英文に使われている英文法の解説、なぜ、そのような訳になるのかの解説もあるので、本気で英語が上達したいなら、このページをしっかり読んでくださいね。
英文法の解説
【過去形】
日本語の場合、「私はテニスをする」という文を、「過去」の話に変える場合、
どうすればいいのですか?
動詞である「する」を「した」に変えればいいのですよね。
英語の場合も同じです。
「現在」の話を「過去」に変える場合「動詞の形」を変えてやればいいのです。
では、どのように変えればいいのでしょうか?
英語の場合は、基本的には、動詞の後に「ed」をつければいいのです。
例えば、「I play tennis.(私はテニスをする)」を過去の話にしてみます。
この文の動詞は「play(する)」です。
よって、動詞の形を変えて「played(した)」に変えれば過去の話になります。
よって、「I played tennis.(私はテニスをした)」になります。
しかし、すべての動詞に「ed」をつければいいのではありませんでした。
もしまだ動詞の過去形を覚えていない人は、
下記のホームページで動詞の変化の表を覚えてください。
https://getyouenglish.com/
【英文を訳すコツ】
基本的な英文の訳し方を解説します。
何度も解説していますので、もうわかっている人は飛ばしてください。
1.前置詞句や副詞(=〜ly)を見つければ( )をつけるのでした。
→前置詞句や副詞は訳さなくても文のあらすじはつかめます。
なので、前置詞句や副詞を見つければ( )をつけて、訳せなければ無視します。
2.最も見つけやすいのが動詞です。まずは、動詞を探してください。
→主語、目的語、補語は、長くなって、どこからどこまでが主語、目的語、
補語なのかわからなくなってしまう場合が多いのです。
一方、動詞は、大抵1語なので、すぐに見つけることができます。
なので、まずは動詞を見つけてください。
3.大抵の場合、「動詞より←(左)にあるのが主語」、
「動詞より→(右)にあるのが目的語や補語など」になります。
→どのような英文も、原則的に下の5つのタイプに分類できます。
第一文型→主語+動詞
第二文型→主語+動詞+補語
第三文型→主語+動詞+目的語
第四文型→主語+動詞+目的語+目的語
第五文型→主語+動詞+目的語+補語
つまり、どのような英文でも原則的には、上の5つのタイプいずれかの形になって
いるのです。
つまり、英文では、動詞より←(左)にあるのが主語に、
動詞より→(右)にあるのが目的語や補語などになっているのです。
4.基本通り訳します。
第一文型→主語+動詞=主語は〜する
第二文型→主語+動詞+補語=主語は補語です
第三文型→主語+動詞+目的語=主語は目的語を〜する
第四文型→主語+動詞+目的語+目的語=主語は目的語を目的語に〜する
第五文型→主語+動詞+目的語+補語=主語は目的語=補語に〜する
英文の解説
問題に戻ります。
The heavy red dress of Queen Elizabeth weighed over fifty pounds.
1.まずは前置詞句、副詞に( )をつけました。
The heavy red dress(of Queen Elizabeth)weighed over fifty pounds.
The heavy red dress(省略)weighed over fifty pounds.
2.最も見つけやすいのが動詞です。次に動詞を探します。
動詞はすぐにわかりますよね。
「ed」の形になっている「weighed」ですよね。
3.動詞より「←(左)」にあるのが主語、「→(右)」にあるのが目的語、
補語になります。
The heavy red dress(省略)〔←動詞:weighed→〕over fifty pounds.
つまり「The heavy red dress(省略)」が主語に、「over fifty pounds」が
補語になります。
つまり「The heavy red dress(省略)はover fifty poundsの重さがした」と
なります。
つまり「その赤くて重いドレスは、50ポンド以上の重さがした」となります。
あとは勝手に省略した前置詞句を加えれば答えになります。
日本語訳
エリザベス女王のその赤くて重いドレスは、50ポンド以上の重さがした