第二文型/英文読解の練習問題
以下の英文を日本語になおしてください。
■■問題200■■
He is anything but a gentleman.
※)いきなり、日本語訳を見て、正解、不正解で一喜一憂するのではなく、なぜ、そのような訳になるのか、しっかり考えることが大切です。
このページでは、英文に使われている英文法の解説、なぜ、そのような訳になるのかの解説もあるので、本気で英語が上達したいなら、このページをしっかり読んでくださいね。
英文法の解説
【anything but】
anything
but〜=〜どころではない
【第二文型】
「このフルーツはにがい」という文を英語になおしてください。
主語と「=」の関係にあるものを「補語」というのでした。
主語は「このフルーツは」ですよね。
この主語と「=」の関係にある言葉はどれでしょうか。
そうですね。
「にがい」ですよね。
(「このフルーツ=にがい」という関係があります)
よって、補語は「苦い」となります。
つまり、この文の主語は「このフルーツは」、補語は「にがい」、
となります。
このように「主語と補語」から出来ている文を英語になおすには、
「主語+be動詞+補語」の語順に並べればいいのでした。
つまり、英語になおすと「このフツーツ+be動詞+苦い」の順番になります。
つまり「This
fruit is
bitter.」となります。
ちなみに「主語+(be)動詞+補語」の形になっている文のことを第二文型の文と
言いました。覚えていますよね?
では「このフルーツはにがい味がする」という文を英語になおしてみましょう!
よく見ると、この文は先ほどの「このフルーツはにがい」という文に、
「味がする」という言葉をちょっと加えているだけですよね。
「このフルーツ=にがい」+「味がする」
よって、主語は「このフルーツ」、補語は「にがい」です。
(先ほどの文と同じです)
「味がする」という「ちょっと加えてみただけの部分」は動詞でした。
つまり、「主語+動詞+補語」の語順に並べて、
「This
fruit tastes bitter.」になります。
英文の解説
問題に戻ります。
He is anything
but a gentleman.
「anything
but〜=〜どころではない」を覚えていれば、簡単に訳すことが
できたかと思います。もし知らなければ覚えておいてくださいね。
He
is〔anything but a gentleman〕.
He
is〔紳士どころではない〕.
つまり「彼は〔紳士どころではない〕です」となります。
つまり「彼は紳士どころではない」となります。
日本語訳
彼は紳士どころではない。
(=彼が紳士だなんてどんでもない。)