文型/英文読解の練習問題
以下の英文を日本語になおしてください。
■■問題199■■
I passed the examination.
※)いきなり、日本語訳を見て、正解、不正解で一喜一憂するのではなく、なぜ、そのような訳になるのか、しっかり考えることが大切です。
このページでは、英文に使われている英文法の解説、なぜ、そのような訳になるのかの解説もあるので、本気で英語が上達したいなら、このページをしっかり読んでくださいね。
英文法の解説
【英文を訳すコツ】
基本的な英文の訳し方を解説します。
何度も解説していますので、もうわかっている人は飛ばしてください。
1.前置詞句や副詞(=〜ly)を見つければ( )をつけるのでした。
→前置詞句や副詞は訳さなくても文のあらすじはつかめます。
なので、前置詞句や副詞を見つければ( )をつけて、訳せなければ無視します。
2.最も見つけやすいのが動詞です。まずは、動詞を探してください。
→主語、目的語、補語は、長くなって、どこからどこまでが主語、目的語、
補語なのかわからなくなってしまう場合が多いのです。
一方、動詞は、大抵1語なので、すぐに見つけることができます。
なので、まずは動詞を見つけてください。
3.大抵の場合、「動詞より←(左)にあるのが主語」、
「動詞より→(右)にあるのが目的語や補語など」になります。
→どのような英文も、原則的に下の5つのタイプに分類できます。
第一文型→主語+動詞
第二文型→主語+動詞+補語
第三文型→主語+動詞+目的語
第四文型→主語+動詞+目的語+目的語
第五文型→主語+動詞+目的語+補語
つまり、どのような英文でも原則的には、上の5つのタイプいずれかの形になって
いるのです。
つまり、英文では、動詞より←(左)にあるのが主語に、
動詞より→(右)にあるのが目的語や補語などになっているのです。
4.基本通り訳します。
第一文型→主語+動詞=主語は〜する
第二文型→主語+動詞+補語=主語は補語です
第三文型→主語+動詞+目的語=主語は目的語を〜する
第四文型→主語+動詞+目的語+目的語=主語は目的語を目的語に〜する
第五文型→主語+動詞+目的語+補語=主語は目的語=補語に〜する
英文の解説
問題に戻ります。
I passed the
examination.
基本的な文ですが、英単語が難しいと思った方もいるのではないでしょうか。
多少知らない英単語があっても、「英文を訳すコツ」を知っていれば、
大体の意味がわかるのでした。
1.最も見つけやすいのが動詞です。動詞を探します。
「ed」の形になっていますし、動詞は「passed」しか考えられませんよね。
よって、「passed」が動詞です。
2.動詞より「←(左)」にあるのが主語、「→(右)」にあるのが
目的語、補語になります。
I〔←動詞:passed→〕the
examination.
よって、主語は「I」、目的語は「the
examination」になります。
※)補語の場合だと「主語=補語」の関係が成り立つのでした。
もし、「the
examination」が補語なら、「I=the
examination」の関係が
成り立ちます。でも、これはおかしいですよね。よって目的語になります。
3.基本通り訳します。
「主語+動詞+目的語=主語は目的語を(に)〜する」と訳すのでした。
つまり、「Iはthe
examinationにpassした」となります。
「私はthe examinationに、パスした」
the
examinationとpassの意味が想像できませんか?
このように、英文を訳すコツを知っていれば、知らない英単語があっても、
大体の意味がつかめるのです。
日本語訳
私は試験に合格した。