接続詞/英文読解の練習問題
以下の英文を日本語になおしてください。
■■問題195■■
The teacher told the student that a person should always be
loyal.
※)いきなり、日本語訳を見て、正解、不正解で一喜一憂するのではなく、なぜ、そのような訳になるのか、しっかり考えることが大切です。
このページでは、英文に使われている英文法の解説、なぜ、そのような訳になるのかの解説もあるので、本気で英語が上達したいなら、このページをしっかり読んでくださいね。
英文法の解説
【tell O that〜】
tell O
that〜=Oに〜だと言う
【助動詞】
例えば「彼は野球をすることができる」を英語になおしてみましょう。
以下の手順に従えば、簡単に英作ができました。
1.主語、動詞、目的語、補語を見つけます。
2.英語の語順になおします。
3.それぞれを英語になおします。
1.主語、動詞、目的語、補語を見つけます。
主語は「彼は」、目的語は「野球を」です。
これはすぐにわかりますよね。
では「することができる」は何なのでしょうか?
彼は→主語
野球を→目的語
することができる→??
「することができる」は、動詞である「する」に
「ことができる」という言葉がくっついています。
この「ことができる」のように動詞にくっついて、
動詞に「能力」などの意味を加える言葉のことを「助動詞」といいます。
2.英語の語順になおします。
英語では「主語+動詞+目的語」の語順でした。
助動詞はどこに入れればいいのでしょうか?
常に動詞とセットに使います。
つまり「助動詞+動詞」のように、助動詞は常に動詞の前に持ってくるのです。
よって助動詞がある文では、助動詞を動詞の前に持ってきて、
「主語+助動詞+動詞+目的語」の語順とするのです。
つまり、「彼は」「できる」「する」「野球を」の語順になります。
3.それぞれを英語になおします。
「できる」に当る英単語は「can」です。
「彼は(=He)」「できる(=can)」「する(=play)」「野球を(=baseball)」
となります。
※)英語になおす時、2つのことに気をつけてください。
助動詞は主語が三人称単数であっても、「s」はつけないことと、
助動詞の後の動詞は常に「原形」になるということです。
英文の解説
問題に戻ります。
The teacher told the student that a person should always be
loyal.
「tell O
that〜=Oに〜だと言う」を覚えていれば、なんとなく訳せたかと
思います。もし覚えていない人がいれば、しっかりと覚えてくださいね。
The
teacher told〔O:the student〕〔that a person should always be
loyal〕.
つまり「The teacherは〔O:the student〕に〔that a person should always
be
loyal〕と言った」と訳すことができます。
つまり「先生は〔生徒〕に〔that a person should always be
loyal〕と言った」
と訳すことができます。
では、〔that a person should always be
loyal〕はどのように訳せばいいの
でしょうか。
この文には助動詞である「should」があります。
「should」は「すべき」と訳すのでした。
つまり、「人はいつも忠実であるべき」となります。
以上より、「先生は生徒に人はいつも忠実であるべきだと言った」となります。
少し難しかったかもしれませんね。
しっかりと復習しておいてくださいね。
日本語訳
先生は生徒に人はいつも忠実であるべきだと言った。