関係代名詞/英文読解の練習問題

以下の英文を日本語になおしてください。

■■問題194■■
Miho is a girl who has long hair.

※)いきなり、日本語訳を見て、正解、不正解で一喜一憂するのではなく、なぜ、そのような訳になるのか、しっかり考えることが大切です。
このページでは、英文に使われている英文法の解説、なぜ、そのような訳になるのかの解説もあるので、本気で英語が上達したいなら、このページをしっかり読んでくださいね。

英文法の解説

【関係代名詞】

関係代名詞を軽く説明します。
例えば「私が昨日買った本」という文に注目してみましょう。

どのような「本」なのでしょうか?
「彼が昨日買った」本でしょうか?「私が買った」本でしょうか?

「私が昨日買った」本なのですよね。
つまり、「私が昨日買った」は、どのような本なのかを説明しています。

このように、どのような名詞なのかを説明する言葉を「形容詞節」と言いました。
形容詞(句or節)などを見つければ<>をつけるのでした。

「<私が昨日買った>本は」

では、「<私が昨日買った>本は」を英語になおしてみましょう。

日本語では、どんなに長くても形容詞句or節は名詞の前にもってくるのでした。
(例)「<私が昨日書店で買った>本」
(例)「<昨日私のおじさんが空港で見た>女性」

しかし、英語では長いものは後に持ってくるのでした。

よって、「本<私が昨日買った>」のように
名詞の後から、どのような名詞なのかを説明するのでした。

よって、「The book<私が昨日買った>」になります。

では、「私が昨日買った」の部分をどのように英語になおすのでしょうか。

「私は昨日買った」を英語になおすと「I bought yesterday」です。
つまり「The book<I bought yesterday>」が答えだと思った人も多いと思います。

結論から言えば、正解といえば正解なのですが、少し間違えです。

<I bought yesterday>をそのまま入れると、どれが主語なのか、
どれが動詞なのかわかりにくくなります。

つまり、The bookが主語なのか、Iが主語なのかわかりません。

なので、形容詞節として<I bought yesterday>を入れましたよという
マークをつけてやるのです。
そのマークは「who,whose,whom,which,that」なのです。

今の場合は「which」を使います。
よって、The book<which I bought yesterday>となります。


ということは逆を言えば、「who,whose,whom,which,that」が文の中に出てく
る時、文の中に形容詞節がでてくる可能性が高いのです。

つまり、<who〜>、<whose〜>、<whom〜>、<which〜>、
<that〜>になる可能性が高いのです。

☆)関係代名詞は一定の条件の時、省略することもできます。


【英文を訳すコツ】

基本的な英文の訳し方を解説します。
何度も解説していますので、もうわかっている人は飛ばしてください。

1.前置詞句や副詞(=〜ly)を見つければ( )をつけるのでした。

→前置詞句や副詞は訳さなくても文のあらすじはつかめます。
なので、前置詞句や副詞を見つければ( )をつけて、訳せなければ無視します。

2.最も見つけやすいのが動詞です。まずは、動詞を探してください。

→主語、目的語、補語は、長くなって、どこからどこまでが主語、目的語、
補語なのかわからなくなってしまう場合が多いのです。
一方、動詞は、大抵1語なので、すぐに見つけることができます。

なので、まずは動詞を見つけてください。

3.大抵の場合、「動詞より←(左)にあるのが主語」、
「動詞より→(右)にあるのが目的語や補語など」になります。

→どのような英文も、原則的に下の5つのタイプに分類できます。

第一文型→主語+動詞
第二文型→主語+動詞+補語
第三文型→主語+動詞+目的語
第四文型→主語+動詞+目的語+目的語
第五文型→主語+動詞+目的語+補語

つまり、どのような英文でも原則的には、上の5つのタイプいずれかの形になって
いるのです。

つまり、英文では、動詞より←(左)にあるのが主語に、
動詞より→(右)にあるのが目的語や補語などになっているのです。

4.基本通り訳します。

第一文型→主語+動詞=主語は〜する
第二文型→主語+動詞+補語=主語は補語です
第三文型→主語+動詞+目的語=主語は目的語を〜する
第四文型→主語+動詞+目的語+目的語=主語は目的語を目的語に〜する
第五文型→主語+動詞+目的語+補語=主語は目的語=補語に〜する

英文の解説

問題に戻ります。
Miho is a girl who has long hair.

英文の訳すコツを覚えていますよね。

1.最も見つけやすいのが動詞です。まずは動詞を探します。

「is」「has」、どちらが動詞なのでしょうか。

もし「has」が動詞なら・・・

Miho is a girl who〔←動詞:has→〕long hair.

つまり「Miho is a girl who」が主語になります。
これはおかしいですよね。

よって「is」が動詞になります。

2.動詞より「←(左)」にあるのが主語、「→(右)」にあるのが
目的語、補語になります。

Miho〔←動詞:is→〕a girl who has long hair.

つまり、主語は「Miho」に、補語は「a girl who has long hair」になります。
つまり「Mihoはa girl who has long hairです」と訳します。

では「a girl who has long hair」はどのように訳せばいいのでしょうか。

<who...>になる可能性が高いのでしたよね。
つまり「a girl<who has long hair>.」のようになります。

つまり、「<who has long hair>であるgirl」となるわけです。

つまり、「<長い髪を持っている>少女」と訳せるわけです。

あとは分かりますよね。

日本語訳

ミホは髪の長い少女です。

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