不定詞名詞的用法/英文読解の練習問題
以下の英文を日本語になおしてください。
■■問題19
It is important to know the rules of the game.
※)いきなり、日本語訳を見て、正解、不正解で一喜一憂するのではなく、なぜ、そのような訳になるのか、しっかり考えることが大切です。
このページでは、英文に使われている英文法の解説、なぜ、そのような訳になるのかの解説もあるので、本気で英語が上達したいなら、このページをしっかり読んでくださいね。
英文法の解説
不定詞の名詞的用法、形式主語
<<<<<<<以下から不定詞の名詞的用法、形式主語の説明です>>>>>>>
人や物の名前を名詞というのでした。では、動詞を名詞に変えるにはどうすればいいのでした?
動詞に「こと」をつければ、名詞になるのでした。例えば、「走る(動詞)→走ること(名詞)」のような感じです。では、英語において、動詞である「go
to〜(〜に行く)」を名詞に変えるにはどうすればいいのでした?
日本語の「こと」にあたる言葉は「to」でした。この「to」を動詞の前につければよいのでした。よって、「to
go to〜(〜に行くこと)」になります。
さて、話は変わります。英語では、長いものや、ややこしいものはすべて後に持っていって、結論から先に言う言葉なのでした。日本語と英語の文を比べてみると明らかにわかります。
(日本語のイメージ)「私のおじさんは、私が空港で見た女性と結婚した。」
(英語のイメージ)「私のおじさんは結婚した、女性と、そして、その女性を私は見た、空港で。」
この文を見ると英語の文では、先に結論から述べていることがわかりますよね。
例えば、「To teach English is difficult.」という文に注目してください。この文の主語は、「To
teach English」、動詞は、「is」、補語は、「difficult」です。訳すと、「英語を教えることは難しい」になります。
この文では明らかに、「主語」の部分が長いですよね。この文のように主語にある「to〜」が長い場合、英語では、その「to〜」を後に持っていくのです。
「■
is difficult」「to teach English」
そして元々「to teach English」のあった部分(■の部分)に、「It」を持ってくるのです。つまり、「To
teach English is difficult.」=「It is difficult to teach English」になります。
(この話がよくわからない時は「Get
you !! English !!」を読んでください。
Yahooなどで、「Get you
English」と検索すればでてきます。)
<<<<<<<<<<<ここまでが説明です>>>>>>>>>>>>>>>
問題に戻ります。
問題文は、「It is important to know the rules of the game.」でした。Itは、to〜以下の内容を示すのでした。
「It is important」「to know the
rules of the game.」
to〜以下をItの位置に元に戻すと、「to know the rules of the game」「is important.」つまり、To
know the rules of the game is important.になります。
よって、この文の主語は、「To know the rules of the game」、動詞は、「is」、補語は、「important」です。
「To know the rules of the game」は重要です。と訳します。
日本語訳
ゲームのルールを知ることは重要です。