文型/英文読解の練習問題
以下の英文を日本語になおしてください。
■■問題182■■
He always wears a seat belt in the car in case of
accident.
※)いきなり、日本語訳を見て、正解、不正解で一喜一憂するのではなく、なぜ、そのような訳になるのか、しっかり考えることが大切です。
このページでは、英文に使われている英文法の解説、なぜ、そのような訳になるのかの解説もあるので、本気で英語が上達したいなら、このページをしっかり読んでくださいね。
英文法の解説
【in case of〜】
in case
of〜=〜に備えて
【英文を訳すコツ】
基本的な英文の訳し方を解説します。
何度も解説していますので、もうわかっている人は飛ばしてください。
1.前置詞句や副詞(=〜ly)を見つければ( )をつけるのでした。
→前置詞句や副詞は訳さなくても文のあらすじはつかめます。
なので、前置詞句や副詞を見つければ( )をつけて、訳せなければ無視します。
2.最も見つけやすいのが動詞です。まずは、動詞を探してください。
→主語、目的語、補語は、長くなって、どこからどこまでが主語、目的語、
補語なのかわからなくなってしまう場合が多いのです。
一方、動詞は、大抵1語なので、すぐに見つけることができます。
なので、まずは動詞を見つけてください。
3.大抵の場合、「動詞より←(左)にあるのが主語」、
「動詞より→(右)にあるのが目的語や補語など」になります。
→どのような英文も、原則的に下の5つのタイプに分類できます。
第一文型→主語+動詞
第二文型→主語+動詞+補語
第三文型→主語+動詞+目的語
第四文型→主語+動詞+目的語+目的語
第五文型→主語+動詞+目的語+補語
つまり、どのような英文でも原則的には、上の5つのタイプいずれかの形になって
いるのです。
つまり、英文では、動詞より←(左)にあるのが主語に、
動詞より→(右)にあるのが目的語や補語などになっているのです。
4.基本通り訳します。
第一文型→主語+動詞=主語は〜する
第二文型→主語+動詞+補語=主語は補語です
第三文型→主語+動詞+目的語=主語は目的語を〜する
第四文型→主語+動詞+目的語+目的語=主語は目的語を目的語に〜する
第五文型→主語+動詞+目的語+補語=主語は目的語=補語に〜する
英文の解説
問題に戻ります。
He always wears a seat belt in the car in case of
accident.
この文は難しそうに見えますが、「英文を訳すコツ」さえ知っていれば、
簡単に訳せたかと思います。
1.まずは前置詞句、副詞に( )をつけて、訳せなければ省略しました。
He(always)wears
a seat belt(in the car)(in case of accident).
↓
He(省略)wears a
seat
belt(省略)(省略).
2.最も見つけやすいのが動詞です。次に動詞を探します。
動詞は「wears」しか考えられませんよね。
3.動詞より「←(左)」にあるのが主語、「→(右)」にあるのが
目的語、補語になります。
He(省略)〔←動詞:waars→〕a
seat belt(省略)(省略).
つまり、「He」が主語、「a seat belt」が目的語になります。
つまり、「Heはa seat
beltをwearする」と訳すことができます。
つまり、「彼はシートベルトを締める」となります。
後は、勝手に省略した(always)(in
the car)(in case of accident)の
意味を加えるだけですが・・・
「in case of
accident」だけ少し難しいですよね。
「in case
of〜=〜に備えて」です。
知らなかったら覚えておいてくださいね。
つまり、「事故に備えて」となります。
後はわかりますよね。
日本語訳
彼は事故に備えて車ではいつもシートベルトを締めている