関係代名詞/英文読解の練習問題
以下の英文を日本語になおしてください。
■■問題18
This is the book that I recommend to you.
※)いきなり、日本語訳を見て、正解、不正解で一喜一憂するのではなく、なぜ、そのような訳になるのか、しっかり考えることが大切です。
このページでは、英文に使われている英文法の解説、なぜ、そのような訳になるのかの解説もあるので、本気で英語が上達したいなら、このページをしっかり読んでくださいね。
英文法の解説
関係代名詞
<<<<<以下から関係代名詞についての解説です。>>>>>>>>
関係代名詞を軽く説明します。例えば「私が昨日買った本」に注目してみましょう。
「私が昨日買った」は、どのような本なのかを説明しています。このように、どのような名詞なのかを説明する言葉を「形容詞節」と言いました。形容詞(句or節)などを見つければ<>をつけるのでした。
「<私が昨日買った>本は」
では、「<私が昨日買った>本は」を英語になおしてみましょう。
日本語では、どんなに長くても形容詞(句or節)は、名詞の前にもってくるのでした。
(例「<私が昨日書店で買った>本」)
さて英語では「<私が昨日買った>本」は、このままの語順で良いのでしょうか?
英語は長いものは後に持ってくるのでした。なので、「本<私が昨日買った>」のように、名詞の後から、どのような名詞なのかを説明するのです。それぞれを英語になおすと、「The
book<私が昨日買った>」になります。
「私が昨日買った」の部分が英語になおせません。「私は昨日買った」を英語になおすと「I
bought yesterday」です。つまり、「The book<I bought yesterday>」が答えだと思った人も多いと思います。
結論から言えば、間違えです。
<I bought yesterday>をそのまま入れると、どれが主語なのか、どれが動詞なのかわかりにくくなります。The
bookが主語なのか、Iが主語なのかわかりません。なので、形容詞節として<I
bought yesterday>を入れましたよというマークをつけてやるのです。そのマークは「who,whose,whom,which,that」があります。今の場合は「which」を使います。
よって、The
book<which I bought
yesterday>となります。
ということは逆を言えば、「who,whose,whom,which,that」が文の中に出てくる時、文の中に形容詞節がでてくる可能性が高いのです。つまり、<who〜>、<whose〜>、<whom〜>、<which〜>、<that〜>になる可能性が高いのです。
<<<<<<<ここまでが関係代名詞の説明です>>>>>>>>>>>>>>>
1.まずは動詞を見つけます。
動詞の候補はisとrecommendの2つあります。しかし、思い出してください。<that〜>は関係代名詞になる可能性が高いのでした。
つまり、今の問題の場合は、This is the book<that I recommend to you>.
というように、<that I recommend to you>の部分がどのようなthe bookなのかを説明している言葉なのです。よって、動詞はisとなります。
2.次にこの文の構造を考えます。
この文は「This is A=これはAです」の文です。今の問題の場合、Aにあたる部分が
the book<that I recommend to you>になります。
よって、「これはAです。」
⇔「これは、the book<that I recommend to
you>です。」
⇔「これは、<that I recommend to
you>という本です。」
⇔「これは、<私があなたに薦める>本です。」
となります。
(この話がよくわからない時は「Get you
!! English !!」を読んでください。
Yahooなどで、「Get you
English」と検索すればでてきます。)
日本語訳
これは私があなたに薦める本です。