第四文型/英文読解の練習問題
以下の英文を日本語になおしてください。
■■問題148■■
The teacher gave me a precious piece of
advice.
※)いきなり、日本語訳を見て、正解、不正解で一喜一憂するのではなく、なぜ、そのような訳になるのか、しっかり考えることが大切です。
このページでは、英文に使われている英文法の解説、なぜ、そのような訳になるのかの解説もあるので、本気で英語が上達したいなら、このページをしっかり読んでくださいね。
英文法の解説
【第四文型】
第四文型とは「主語+動詞+目的語1+目的語2」の形になっている文のことです。
第四文型のことがよくわからない方は、まずは以下のサイトで学習してください。
https://getyouenglish.com/
さて、日本語では、第四文型の場合、2つある目的語を入れ替えて、
「主語+目的語1+目的語2+動詞」としても、
「主語+目的語2+目的語1+動詞」としても大丈夫でした。
例えば、日本語では、「私は彼に本をあげる」でも
「私は本を彼にあげる」でも大丈夫ですよね。
しかし、英語ではそうはいきません。
目的語を入れ替える時は、
「主語+動詞+目的語1+目的語2」⇔
「主語+動詞+目的語2+前置詞+目的語1」
というように、「前置詞」が必要になります。
例えば、giveの場合、「give+目的語1+目的語2」⇔
「give+目的語2+to+目的語1」
=「主語は目的語1に目的語2をあげる」になります。
例えば、sendの場合、「send+目的語1+目的語2」⇔
「send+目的語2+to+目的語1」
=「私は(人)に(物)を送る」になります。
第四文型は、第四文型をとる動詞さえしっかり覚えておけば
出来るようになりますので、しっかり覚えておいてくださいね。
英文の解説
問題に戻ります。
The teacher gave me a precious piece of
advice.
この文には「give」があります。「give」は第四文型をとるのでした。
つまり、「give」は「give+目的語1+目的語2」の形になって
「目的語1に目的語2を与える」と訳すのでした。
つまり、問題文は以下のようになっているのです。
The
teacher gave〔目的語1:me〕〔目的語2:a precious piece of
advice〕.
ここまでわかると、大体の意味はつかめますよね。
「The
teacherは〔目的語1:me〕に〔目的語2:a precious piece of
advice〕
を与えた」
↓
「The teacherはmeにa precious piece of
adviceを与えた」
↓
「先生は私にa precious piece of
adviceを与えた」
では「a precious piece of
advice」は、どのように訳せばいいのでしょうか。
・precious:貴重な
・a piece
of+(数えられない名詞):1つの(数えられない名詞)
つまり直訳すると「貴重な一つのアドバイス」となります。
つまり、問題文は「先生は私に貴重な一つのアドバイスを与えた」となります。
日本語訳
先生は私に貴重な助言をしてくれた。