第二文型/英文読解の練習問題
以下の英文を日本語になおしてください。
■■問題143■■
Chinese food tends to be oily.
※)いきなり、日本語訳を見て、正解、不正解で一喜一憂するのではなく、なぜ、そのような訳になるのか、しっかり考えることが大切です。
このページでは、英文に使われている英文法の解説、なぜ、そのような訳になるのかの解説もあるので、本気で英語が上達したいなら、このページをしっかり読んでくださいね。
英文法の解説
【第二文型】
主語と「=」の関係にあるものを「補語」というのでした。
例えば「このフルーツはにがい」という文に注目してください。
主語の「このフルーツは」と「=」の関係にある言葉はどれでしょうか。
そうですね。
「にがい」ですよね。
よって、補語は「苦い」となります。
つまり、この文の主語は「このフルーツは」、補語は「にがい」、
となります。
このように「主語と補語」から出来ている文を英語になおすには、
「主語+be動詞+補語」の語順に並べればいいのでした。
つまり、英語になおすと「This
fruit is
bitter.」になります。
ちなみに「主語+(be)動詞+補語」の形になっている文のことを第二文型の文と
言いました。覚えていますよね?
では「このフルーツはにがい味がする」という文を英語になおしてみましょう!
よく見ると、この文は先ほどの「このフルーツはにがい」という文に、
「味がする」という言葉をちょっと加えているだけですよね。
「このフルーツ=にがい」+「味がする」
よって、主語は「このフルーツ」、補語は「にがい」です。
「味がする」という「ちょっと加えてみただけの部分」は動詞でした。
つまり、「主語+動詞+補語」の語順に並べて、
英文になおすと、This
fruit tastes bitter.になります。
【tend to〜】
tend
to〜=〜する傾向がある、〜しがちである
英文の解説
問題に戻ります。
Chinese food tends to
be oily.
この問題文には「tend to」があるので、少し難しく感じたかもしれません。
そこで「tend
to」を省略してみます。
Chinese food〔省略〕be oily.→Chinese food is
oily.
「Chinese food is
oily.」なら訳せますよね。
1.最も見つけやすいのが動詞です。まずは動詞を探します。
be動詞の「is」があります。これが動詞になります。
Chinese
food〔←動詞:is→〕oily.
2.動詞より「←(左)」にあるのが主語、
「→(右)」にあるのが目的語、補語になります。
Chinese
food〔←動詞:is→〕oily.
よって、主語は「Chinese
food」、補語は「oily」になります。
つまり、この問題文は「主語+be動詞+補語」の第二文型です。
3.基本通りに訳します。
第二文型は「主語は補語です」と訳すのでした。
つまり「Chinese
foodはoilyです」と訳します。
・Chinese
food:中華料理
・oily:油っこい
つまり「中華料理は脂っこいです」となります。
後は勝手に省略した「tend
to」を「中華料理は脂っこいです」
に加えればいいのです。
「tend
to〜」は「〜する傾向がある、〜しがちである」と訳すのでした。
つまり、「中華料理は脂っこい傾向がある」となります。
日本語訳
中華料理は脂っこい傾向がある。