第四文型/英文読解の練習問題
以下の英文を日本語になおしてください。
■■問題13
He gave an apple to me.I hate an apple,so I didn't eat.
今回のポイント
この問題では「第四文型」と「第三文型への書き換え」の理解が必要です。
さらに、2文目では英語として少し不自然な形が含まれており、「何を食べなかったのか」を文脈から補う力も求められます。
単語の意味だけでなく、文型と省略の感覚を意識して読んでください。
アドバイス
いきなり、日本語訳を見て、正解、不正解で一喜一憂するのではなく、なぜ、そのような訳になるのか、しっかり考えることが大切です。
このページでは、英文に使われている英文法の解説、なぜ、そのような訳になるのかの解説もあるので、本気で英語が上達したいなら、このページをしっかり読んでくださいね。
英語では「誰に」「何を」の語順が非常に重要です。
日本語は「私が彼にペンをあげた」でも「ペンを彼に私があげた」でも、助詞(てにをは)があるので意味は通じます。
しかし、英語は語順そのものが役割(主語、目的語など)を決める言語なので、順番を間違えると大変なことになります。
さらに一歩進んだアドバイスをしましょう。
なぜ「Give 人 物」と「Give 物 to 人」という2つの言い方があるのでしょうか?
実は、英語には「本当に伝えたい重要情報(新情報)を文の後ろに置く」という性質があります(これをエンドフォーカスと言います)。
Give me a pen.(僕にペンをくれよ)
→「ペン」が欲しいんだ!という気持ち。
Give a pen to me.(そのペンを僕にくれよ)
→「僕に」くれよ!(あいつじゃなくて!)という気持ち。
このように、書き換えは単なるパズルではなく、話し手の「強調したいポイント」によって使い分けられているのです。
ここまで意識して読むと、英語のニュアンスが深く理解できるようになりますよ。
英文法の解説
第四文型(giveの使い方)
第四文型とは、「主語+動詞+目的語(人)+目的語(物)」の形の文章のことです。例えば、「私は彼に本をあげる」というような文章のことです。
日本語では、第四文型の場合、「主語+目的語(人)+目的語(物)+動詞」としても、「主語+目的語(物)+目的語(人)+動詞」としても大丈夫ですが (私は彼に本をあげるでも、私は本を彼にあげるとしても全然問題がないのですが)、英語ではそうはいきません。
「主語+動詞+目的語(人)+目的語(物)」⇔ 「主語+動詞+目的語(物)+前置詞+目的語(人)」となります。
giveの場合、「give+目的語(人)+目的語(物)」⇔ 「give+目的語(物)to 目的語(人)」 =「主語は(人)に(物)をあげる」になります。
今回の文は
He gave an apple to me.
なので第三文型の形です。
He gave me an apple. と同じ意味になります。
つまり
He(主語)/ gave(動詞)/ an apple(物)/ to me(人)
→ 彼は私にリンゴを与えた
2文目のポイント
I hate an apple, so I didn't eat.ここで重要なのは「eat の目的語が省略されている」点です。
英語では同じ語の繰り返しを避けるため、明らかな場合は省略します。
I didn't eat (it).
つまり「それを食べなかった」になります。
また hate an apple は通常 hate apples(リンゴが嫌い)と複数形で表す方が自然ですが、意味自体は理解できます。
文の流れは次のようになります:
彼は私にリンゴをくれた → 私はリンゴが嫌い → だから食べなかった
日本語訳
彼は私にリンゴをくれました。私はリンゴが嫌いです。だから食べなかった。
第4文型と第3文型の書き換えルール
ここでは第四文型と第三文型の書き換えを練習します。
■練習1 書き換えしてください
1. She gave me a pen.
→ She gave a pen to me.
2. I sent him a letter.
→ I sent a letter to him.
3. They showed us the picture.
→ They showed the picture to us.
【解説】「人」を後ろに持っていくときは、基本的に「to」を使います。
■練習2 日本語に訳してください
1. He bought me a bike.
2. She told me the truth.
3. I taught them English.
【解答・解説】
1. 彼は私に自転車を買ってくれた。
(ちなみに書き換える場合は He bought a bike **for** me. となり、to ではなく for を使います)
2. 彼女は私に真実を話した。
3. 私は彼らに英語を教えた。
■練習3 省略を補ってください
1. I like this cake, but he didn't eat.
2. She cooked dinner, but I didn't eat.
3. He opened the box, but I didn't see.
【解答・解説】
1. (it) 彼は(それを)食べなかった。
2. (it) 私は(それを)食べなかった。
3. (it / inside) 私は(それ/中身を)見なかった。
英語は「分かりきっていること」は省略される傾向があります。
文脈から「消えた目的語」を脳内で補うクセをつけましょう。
第四文型の代表動詞:
give / send / tell / show / buy / teach / lend
「人→物」か「物→to人」かを判断できるようになれば、読解力は大きく向上します。