分詞/英文読解の練習問題
以下の英文を日本語になおしてください。
■■問題12
We are looking at the baby sleeping on the sofa.
今回のテーマ
この文では「?している赤ん坊」と訳せるかどうかがポイントです。
多くの学習者が「眠っている」を動詞として読んでしまい、文の構造を崩してしまいます。
ここでは進行形と分詞の違いを見分ける力を身につけましょう。
アドバイス
いきなり、日本語訳を見て、正解、不正解で一喜一憂するのではなく、なぜ、そのような訳になるのか、しっかり考えることが大切です。
このページでは、英文に使われている英文法の解説、なぜ、そのような訳になるのかの解説もあるので、本気で英語が上達したいなら、このページをしっかり読んでくださいね。
特に「ing」を見たら反射的に進行形と判断してはいけません。
英語のingには、大きく分けて3つの顔があります。
1. 進行形(be動詞 + ing):〜している(動作の最中)
2. 動名詞(名詞):〜すること(主語や目的語になる)
3. 分詞(形容詞):〜している〇〇(名詞を説明する)
今回のテーマである「分詞(形容詞)」の最大のポイントは、「置く場所」です。
日本語は「とっても高くて性能のいい...パソコン」のように、どんなに説明が長くても名詞の「前」に置きます。
しかし英語は違います。
一語なら「前」(sleeping baby)、二語以上の長いカタマリなら「後」(baby sleeping on the sofa)に置くのです。
これを「後置修飾(こうちしゅうしょく)」と言います。
イメージとしては、名詞という荷物に、後から「内容を説明するラベル」をペタッと貼る感覚です。
「The baby(赤ちゃん)...[sleeping on the sofa](というラベル付き)」
この「ラベル貼り」の感覚をマスターすると、英語の語順が自然と体に馴染んできますよ。
英文法の解説、英文の解説
少しややこしい文の訳し方、分詞
@前置詞句には( )をつけて無視する。
We are looking at the baby sleeping (on the sofa).
「look at 〜」は一塊で「〜を見る」の意味を表す動詞だと考えてください。
まずは骨格だけを見ることが大切です。
A最も見つけやすいのが動詞です。まずは、動詞を探してください。
この問題では、動詞候補はare looking atとsleepingの2つあります。 さてどちらが動詞なのでしょうか。 もし、sleepingが動詞なら「be動詞+動詞のing形」になっていなければなりません。 よって、sleepingは動詞ではありません。 動詞は「are looking at」になります。
つまり sleeping は文の中心動詞ではなく、別の働きをしていると分かります。
B大抵の場合、「動詞より←にあるのが主語」、 「動詞より→にあるのが目的語や補語など」になります。
「We(←are looking at;動詞→) the baby sleeping (on the sofa).」
つまり、「動詞より←」にある「We」が主語で、 「動詞より→」にある「the baby sleeping (on the sofa)」が目的語になります。
C基本通り訳します。
この問題は、「主語+動詞+目的語」の第三文型なので、 「主語は目的語を〜する」と訳します。つまり、この文では、「Weはthe baby sleeping (on the sofa)を 見ているところです。」という訳になります。
さて、ここで「the baby sleeping (on the sofa)」の訳が問題となります。この訳を考える前に形容詞句の復習をしましょう。
<参考;形容詞句>
「サングラスをかけている少年」は、どのような少年なのでしょうか? メガネをかけた少年でもなくて、コンタクトをした少年でもなくて、「サングラスをかけた」少年なのです。
つまり、「サングラスをかけた」は、どのような少年なのかを説明している語句です。このように、どのような名詞なのかを説明する語句を「形容詞(句)」といいます。分詞は形容詞句の一種なのです。
ところで、日本語では、どのような形容詞句でも、「<サングラスをかけた>少年」 のように、名詞の前にもっていきます。名詞の前からどのような名詞なのかを説明するのです。 しかし、英語では、形容詞句は名詞の後に持っていくのです。 名詞の後からどのような名詞なのかを説明するのです。 「少年<サングラスをかけた>」のようなイメージです。
<<ここまで>>
さて、問題に戻りますが、「動詞のing形」は、be動詞と一緒に使われれば、 「be動詞+動詞のing形」で進行形になりますが、「動詞のing形」の時は分詞になりました。
よって、「sleeping (on the sofa)」は、 どのような「the baby」なのかを説明している分詞なのです。
the baby <sleeping (on the sofa)>
よって、「<ソファで眠っている>赤ん坊」という訳になります。 (もし、よくわからない時は「Get you !! English !!」を読んでください。 Yahooなどで「Get you English」と検索すればでてきます。)
進行形との違い
We are sleeping.(私たちは眠っている) → 文の動詞the baby sleeping → 名詞の説明
つまり、同じingでも役割が全く異なります。
見分け方は「be動詞の直後かどうか」です。
日本語訳
私たちは、ソファで眠っている赤ん坊を見ているところだ。
現在分詞と進行形の見分け方
ここでは分詞の判別を練習します。
■練習1 日本語に訳してください
1. I know the girl playing the piano.
2. We saw a man running in the park.
3. The boy reading a book is my brother.
【解答・解説】
1. 私はピアノを弾いている女の子を知っています。
(girl ← [playing the piano] 後ろから説明)
2. 私たちは公園で走っている男性を見ました。
(man ← [running in the park] 後ろから説明)
3. 本を読んでいる少年は、私の兄(弟)です。
(The boy ← [reading a book] が主語のカタマリ。動詞は is)
■練習2 次の文のingが何か答えてください(進行形・動名詞・分詞)
1. She is cooking dinner.
2. Cooking dinner is fun.
3. The girl cooking dinner is my sister.
【解答・解説】
1. 進行形(is cooking で動詞のかたまり。「料理しているところだ」)
2. 動名詞(主語になっている。「料理することは」)
3. 分詞(直前の girl を説明する形容詞。「料理している女の子」)
■練習3 並び替え
1. sleeping / the dog / is / cute
2. reading / the student / English / is
【解答・解説】
1. The sleeping dog is cute.(眠っている犬はかわいい)
※sleeping 一語なので dog の「前」に置きます。
2. The student is reading English.(その生徒は英語を読んでいる)
※be動詞 + ing で進行形の文を作ります。
ポイント:
be動詞の直後 → 進行形
文の主語 → 動名詞
名詞の後(または前) → 分詞
この3つを区別できれば、長文読解が大きく楽になります。