未来系/英文読解の練習問題
以下の英文を日本語になおしてください。
■■問題118■■
I'm going to meet him at five today.
※)いきなり、日本語訳を見て、正解、不正解で一喜一憂するのではなく、なぜ、そのような訳になるのか、しっかり考えることが大切です。
このページでは、英文に使われている英文法の解説、なぜ、そのような訳になるのかの解説もあるので、本気で英語が上達したいなら、このページをしっかり読んでくださいね。
英文法の解説
【未来形】
例えば「彼は野球をするでしょう」を英語になおしてみましょう。
以下の手順に従えば、簡単に英作ができました。
1.主語、動詞、目的語、補語を見つける
2.英語の語順になおす
3.それぞれを英語になおす
1.主語は「彼は」、目的語は「野球を」です。
残った「するでしょう」は何なのでしょうか?
「するでしょう」は、動詞である「する」に
「でしょう」という味付けがされています。
この「でしょう」のように「動詞を味付けする」言葉のことを
「助動詞」といいます。
例えば、「彼は来るはずだ」についてを考えてみましょう。
「来る」は動詞です。「はずだ」は「来る」を味付けしています。
よって、「はずだ」は助動詞です。
2.英語の語順になおします。
「主語+動詞+目的語」の語順でした。
助動詞はどこに入れればいいのでしょうか?
結論を言うと、助動詞は動詞を味付けする言葉なので、
常に動詞とセットに使うのです。
つまり「助動詞+動詞」のように、助動詞は常に動詞の前に持ってきます。
よって、この問題では「主語+助動詞+動詞+目的語」となります。
つまり、「彼は」「でしょう」「する」「野球を」の語順になります。
3.それぞれを英語になおします。
「でしょう」に当る英単語は「will」です。
「彼は(=He)」「でしょう(=will)」「する(=play)」「野球を(=baseball)」
となります。
※)英語になおす時、2つのことに気をつけてください。
助動詞は主語が三人称単数であっても、「s」はつけないことと、
助動詞の後の動詞は常に「原形」になるということです。
また「でしょう」は「be
going to」でも言い表すことができます。
「be going to」は近い未来を表します。
英文の解説
問題に戻ります。
I'm going to meet him at five
today.
基本どおり訳していきます。
1.まずは副詞や前置詞句に( )をつけて、訳せなければ省略しました。
I'm
going to meet him(at five)(today).
I'm going to meet
him(省略)(省略).
2.次に動詞を探します。
この問題文には「be going
to」があります。
つまり、「be going
to」+「meet」で、「助動詞」+「動詞」です。
3.動詞より「←(左)」にあるのが主語、「→(右)」にあるのが目的語、
補語になります。
I〔←助動詞+動詞:'m
going to meet→〕him(at
five)(today).
※)今の問題の場合、助動詞が入っていますが、助動詞は動詞と一塊で
考えてもらっても大丈夫です。
つまり、「I」は主語で、「him」は目的語になります。
よって、「Iはhimをmeetするつもり」と訳せます。
よって「私は彼と面会するつもりです」となります。
後は、勝手に省略した(at
five)(today)を加えます。
以上より、「私は今日5時に彼と面会するつもりです。」となります。
日本語訳
私は今日5時に彼と面会するつもりです。