不定詞名詞的用法/英文読解の練習問題
以下の英文を日本語になおしてください。
■■問題11
The purpose of this research is to understand the importance of breakfast.
この問題のポイント
この文は一見長く見えますが、構造自体はとてもシンプルです。
「主語が長い」「補語が長い」というだけで、文型としては典型的な第二文型です。
英語長文では、このように主語や補語に説明がたくさん付いた文が頻出します。
したがって、余計な情報を取り除いて骨格を見抜く力が重要になります。
アドバイス
いきなり、日本語訳を見て、正解、不正解で一喜一憂するのではなく、なぜ、そのような訳になるのか、しっかり考えることが大切です。
このページでは、英文に使われている英文法の解説、なぜ、そのような訳になるのかの解説もあるので、本気で英語が上達したいなら、このページをしっかり読んでくださいね。
英語を読むときは、長い部分から読むのではなく「短くする(トリミングする)」意識を持ってください。
今回の文は「The purpose of this research is to understand the importance of breakfast.」と少し長いですね。
でも、飾り言葉(修飾語)を外すとどうなるでしょうか?
The purpose (of this research) is to understand (the importance of breakfast).
↓
The purpose is to understand.
たったこれだけの文(S=C)になるのです。
「目的は、理解することだ」
これが文の骨格です。
骨格さえ掴めば、あとは「何の研究の?」「何を理解するの?」と情報を足していくだけです。
いきなり全部を訳そうとせず、「贅肉を落として骨を見る」クセをつけると、どんなに長い文でも怖くなくなりますよ。
今回の文はその練習として最適です。
英文法の解説
少しややこしい文の訳し方、不定詞の名詞的用法
@前置詞句に( )をつけて無視する。
The purpose (of this research) is to understand the importance (of breakfast).
まずは骨格だけにします。
The purpose is to understand the importance.
これで文の本体が見えました。
A最も見つけやすいのが動詞です。まずは、動詞を探してください。
この問題では、動詞はisとunderstandの2つがあります。 しかし、understandの前には「to」があります。よって、動詞はisになります。
to+動詞は動詞ではなく名詞として働く可能性が高い、という重要な判断基準になります。
B大抵の場合、「動詞より←にあるのが主語」、 「動詞より→にあるのが目的語や補語など」になります。
「The purpose (of this research)(←is;動詞→)to understand the importance (of breakfast)」
つまり、「動詞より←」にある「The purpose (of this research)」 が主語で、「動詞より→」にある「to understand the importance (of breakfast)」 が補語になります。
C基本通り訳します。
この問題は、「主語+動詞+補語」の第二文型なので、「主語は補語です」と訳します。つまり、この文では、「The purpose (of this research)は、 to understand the importance (of breakfast)です」という訳になります。
では、「to understand the importance (of breakfast)」を どのように訳せばいいのでしょうか?人や物の名前を名詞というのでした。
では、動詞を名詞に変えるにはどうすればいいのでした? 動詞に「こと」をつければ、名詞になるのでした。例えば、「走る(動詞)→走ること(名詞)」のような感じです。
では、英語において、動詞である「understand〜(〜を理解する)」 を名詞に変えるにはどうすればいいのでした?日本語の「こと」に当る言葉は「to」でした。 るまり、動詞の前に「to」をつければよいのでした。よって、「to understand〜(〜を理解すること)」になります。 (もし、よくわからない時は「Get you !! English !!」を読んでください。 Yahooなどで「Get you English」と検索すればでてきます。)
なぜ不定詞が使われるのか
purpose(目的)という語は「これから行う行為」と結びつく名詞です。未来志向の内容になるため、動名詞ではなく不定詞が自然になります。
例:
My goal is to pass the exam.
Her dream is to become a doctor.
The plan is to reduce waste.
すべて「これから実現する内容」です。
日本語訳
この研究の目的は、朝食の重要性を理解することです。
不定詞(名詞的用法)と文の骨格
ここでは「主語=不定詞の補語」の文を練習します。
■練習1 日本語に訳してください
1. My goal is to study abroad.
2. The plan is to build a new school.
3. Our job is to help people.
【解答・解説】
1. 私の目標は留学することです。(Goal = to study abroad)
2. その計画は新しい学校を建てることです。(Plan = to build)
3. 私たちの仕事は人々を助けることです。(Job = to help)
すべての文が S=C の関係になっています。
■練習2 次の日本語を英語にしてください
1. 私の夢は医者になることです。
2. この仕事の目的は人々を助けることです。
3. 私たちの目標は英語を話すことです。
【解答・解説】
1. My dream is to become a doctor.
2. The purpose of this job is to help people.
3. Our goal is to speak English.
「Aは〜することです」という文を見たら、「A is to do...」の形を即座に思い浮かべるようにしましょう。
■練習3 文型判定
次の文が第二文型か第三文型か答えてください
1. She is a teacher.
2. She teaches English.
3. His hobby is to collect stamps.
【解答・解説】
1. 第二文型(SVC)。彼女=先生。
2. 第三文型(SVO)。彼女≠英語。「〜を教える」という動作の対象。
3. 第二文型(SVC)。彼の趣味=切手を集めること。不定詞が名詞として補語になっています。
不定詞が補語に来たら第二文型になることを覚えてください。
「主語=to不定詞」が成立するか確認すると判断できます。