第四文型/英文読解の練習問題

以下の英文を日本語になおしてください。

■■問題1
I send a present to him.

英文読解の前に!

いきなり、日本語訳を見て、正解、不正解で一喜一憂するのではなく、なぜ、そのような訳になるのかをしっかり考えることが大切です。英語の力は、「丸暗記した訳」を覚えることで伸びるものではありません。「なぜこの語順になるのか」「なぜこの前置詞が使われているのか」を理解することで、初めて本当の英語力が身につきます。このページでは、英文に使われている英文法の解説や、なぜそのような訳になるのかの理由も丁寧に説明しています。本気で英語が上達したいなら、問題だけで終わらせず、必ず解説まで読み進めてください。「理解しながら読む」ことが、英文読解力を伸ばす一番の近道です。

特に第四文型は、中学英語の中でも頻出で、長文読解やリスニングでもよく出てくる重要な文型です。ここでしっかり理解しておくことで、今後の英語学習がずっと楽になります。また、この文型は日常会話でも非常によく使われます。「〜に何かをあげる」「〜に何かを送る」「〜に何かを教える」といった表現は、英語の基本中の基本です。そのため、ここでしっかり理解しておくことが、英語の土台づくりにつながります。

英文法の解説(第四文型 sendの使い方)

第四文型とは、「主語+動詞+目的語(人)+目的語(物)」の形の文章のことです。 例えば、「私は彼に本をあげる」というような文章が第四文型です。

日本語では、語順を多少入れ替えても意味が通じます。

・私は彼に本をあげる。
・私は本を彼にあげる。

しかし、英語ではこの「人」と「物」の順番がとても重要です。具体的には、次の2つの形のようになります。

「主語+動詞+目的語(人)+目的語(物)」

「主語+動詞+目的語(物)+前置詞+目的語(人)」

つまり、英語では、「人」を先に置くか、「物」を先に置くかで形が変わるのです。

sendの場合は、次のような対応になります。どちらも意味は同じで、「(人)に(物)を送る」という意味になります。

send+目的語(人)+目的語(物)

send+目的語(物)+to+目的語(人)

今回の英文では、「I send a present to him.」となっているので、「send(送る)+a present(物)+to him(彼に)」という構造になっていることがわかります。このように、「物」が先に来た場合は、「to+人」という形になるのがポイントです。

この文型の仕組みを理解しておくと、他の第四文型の動詞でも同じように応用できるようになります。

・give(与える)
・show(見せる)
・teach(教える)
・tell(伝える)

例えば、「I give him a book.(私は彼に本をあげる)」は、「I give a book to him.」とも言えます。

第四文型と第三文型は相互に書き換えることができますが、ただし、すべての動詞が同じ前置詞を使うわけではありません。

例えば、buy(買う)や make(作る)などは、「buy+物+for+人」「make+物+for+人」という形になります。

例:I buy him a book.
=I buy a book for him.
(私は彼に本を買ってあげる)

このように、動詞によって「to」を使うか「for」を使うかが変わる点にも注意が必要です。

また、英語では「人」を強調したいときは第四文型を使い、「物」を強調したいときは第三文型(toやforを使う形)にすることが多いです。文型を「形」で覚えるのではなく、「意味の流れ」で理解することが大切です。

日本語訳

私は彼にプレゼントを送る。

アドバイス!

英文の語順を確認すると、次の意味の流れになっています。

I(私は)
send(送る)
a present(プレゼントを)
to him(彼に)

英語の語順どおりに意味を追っていくと、自然に先ほどの日本語訳になります。

英語を読むときは、後ろから日本語に並べ替えるのではなく、できるだけ語順どおりに理解する練習をしていきましょう。それが、速く正確に英文を読めるようになるコツです。

第四文型の文は、語順どおりに意味を追いやすい構造になっています。「誰が」「誰に」「何を」という順番で情報が出てくるため、慣れてくると英語を英語のまま理解できるようになります。この感覚を身につけることが、リスニング力やスピーキング力の向上にもつながります。

ワンポイントレッスン(第四文型でよくある間違い)

ここからはワンポイントレッスンです。

第四文型は中学英語の基本ですが、多くの学習者が同じような間違いをしてしまいます。ここでは、特に多い間違いを確認しながら、正しい使い方を理解していきましょう。

@ 語順を日本語の感覚で並べてしまう

日本語では語順を多少変えても意味が通じますが、英語では語順が非常に重要です。

× I send to him a present.
○ I send a present to him.

英語では、「物+to+人」の順番になります。
日本語の語順に引きずられないように注意しましょう。

A toを入れ忘れる

第四文型から第三文型に変えるとき、「to」を入れ忘れるミスがよくあります。

× I send a present him.
○ I send a present to him.

「物→人」の順番にするときは、「to」や「for」などの前置詞が必要になります。

B toとforを間違える

すべての動詞が「to」を使うわけではありません。
動詞によって使う前置詞が異なります。

× I buy a book to him.
○ I buy a book for him.
(私は彼に本を買ってあげる)

buy や make は「for」を使う動詞なので注意しましょう。

C 人と物の順番を逆にする

第四文型では、「人→物」の順番になります。

× I send a present him.
○ I send him a present.

この形では前置詞は不要です。
「人→物」の順番になっているかを必ず確認しましょう。

D どちらの形でも使えると思い込む

すべての動詞が第四文型にできるわけではありません。
例えば、次の文は第四文型にできません。

I explain the problem to him.(私は彼にその問題を説明する)

この文は、「× I explain him the problem.」とは言えません。
このように、「第四文型にできない動詞」もあることを覚えておきましょう。

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